日本と海外のデュアルノマドライフが送りたい


今日は日記ではなく、「そもそもなぜベトナムに来たのか?」の話を。

結論から言うと、これからの生き方を見極めに来た。
最近周りの人に「1年のうち日本で半分、海外で半分生活するようなデュアルライフを送りたい」と宣言している。
2拠点生活といえば、本拠地とは別に特定の生活拠点を決めて往復する生活を指すけれど、ここではざっくり「東京(本拠地)と海外」ぐらいにイメージしてほしい。


■本命はエストニア

私の理想はこんな感じ。

・本拠地は東京。基本的には日本の企業と仕事をし、日本に納税する
・3ヶ月スパンでその時々に魅かれた都市に飛び、暮らすように旅する
・渡航先では日本と同じ生活を送る。仕事のペースもボリュームも変えない
・週末にはその街を観光する

学生時代から「将来は海外一周しながら仕事したい」と周囲に漏らしていたけど、当時はどんな仕事をすればいいのかわからなかった。
でも今の働き方なら、一周ではないにしろ海外と日本を行き来しながら生きていける。
時代が私の夢を叶えてくれた。だからテクノロジーって好き。

で、税金周りはもう少し精査する必要があるけど、現段階の本命はエストニア。

・3ヶ月ノービザで滞在できる
・物価が高くなく、日本の地方と同じくらいの生活費で済む
・EU圏内なのでEU諸国への飛行機代が安いらしい

・つまり週末にヨーロッパのサッカー4大リーグに行き放題(重要)



■世界中のスタジアムでサッカー観戦をしたい


去年FCバルセロナ、今年レアル・マドリードの試合を生で観戦して、めちゃくちゃ楽しかったんだよね。


もちろんJリーグも大好きだし、サガン鳥栖の試合はゴール裏で飛び跳ねるけど、日本ではどうしても熱狂的になれない。
私自身が周りの目を気にしてしまう。
それに、負けてもブーイングしないし、応援が平和で上品。
そこがJリーグのいいところでもあるんだけど…。

でも向こうは、誰も周りを気にせずに大声で応援(野次)するし、ファールになると手を挙げて猛抗議するし、しっちゃかめっちゃか。
そのカオス具合が最高に楽しくて。
ベルナベウでは全然レアルサポでもないのに、ファールに「オイ!」って手を振り上げる未知なる私に出会えた。
うれしかった!

だからスペインだけじゃなくて、もっといろんなスタジアムを見て、いろんな国の応援の渦の中に飛び込みたい。
なんならトップリーグだけじゃなくて2部以下のリーグや、EURO(代表戦)の試合、いずれはMLS(アメリカ)やメキシコサッカーも生で見てみたいし、ブラジルサッカーの聖地マラカナンにも!
鳥栖の試合にももちろん行き続けたいけど、1年に1〜2回程度の海外旅行じゃ、人生が間に合わないのだ。

もうひとつ忘れてはいけないのが、エストニアがIT先進国だということ。
ITライターとして単純に惹かれるし、Mac Fan 6月号「ビジョナリストのスイッチ」でエストニアのIT事情を読んで俄然興味を持った。
2019年からはエストニアでノマドワーカー向けのビザ発給が始まるらしいし、それも体験してみたい。




■Youは何しにベトナムへ?


ではなぜ最初からエストニアではなくベトナムを挟んだのかというと、日本人の海外ノマドワーカー界隈では、東南アジアがホットだと知ったから。

・生活費が段違いに安い(10万円/月あれば暮らせるレベル)
・ネット環境が充実
・食が日本人好み

その中でもタイ・バンコクが特に人気らしく、日本のみならず世界中からノマドワーカーが集まっているという噂。
ただ私はバンコクに行ったことがあるので、今回はベトナムにした。
航空チケットも安いことだし、まずは手始めに「そもそも海外でも日本と同じように仕事できるのか」を検証してみたかった。
意外と慎重派なんです。

検証結果は帰国後まとめる予定。
滞在がうまくいけば、理想の暮らし方にまた一歩近づける気がする。

なお、東南アジアではWeWorkも最近続々とオープンしている模様。
確実に世界の国境は“溶けて”きている。


もっと根本的な理由もある。
私はもともと海外旅行好きではあるんだけど、なぜか定期的なペースで、それはもう猛烈に“海外渡航欲”が掻き立てられるタイミングが来る。
寝食を忘れて、旅先の情報や航空チケット、宿泊先を延々と探し続けて、仕事がまったく手につかなくなるような。
「行かないと死んじゃう!!」って本能が訴えかけてくる。
控えめに言って頭おかしい。

まぁ私がそこまで言うなら、海外に行く暮らしを当たり前にしてしまえばいいかなって。
自分の願いは自分で叶えてあげないと、自分がかわいそうだし。
いのち短し、旅せよわたし!

Lyra Blog

働き方、テクノロジー、ヘルスケアなど、人間の日々の暮らしにまつわる情報の風通しをよくする人。